モロッコの誘惑8日間 HISツアー その7(5日目:永遠のサハラ砂漠)

5日目の朝は早い ロビー集合は5:50
ここはモーニングコールは無く、5:15にドアがノックされる
夏は日の出が早いから、もっと早い時間に集合ですって ひええ
身支度をしてロビーに集合
部屋を出てロビーまでがさっぱりわからず、歩いている人を見つけて聞く始末
地図ぐらい作っておいて

外は満月 添乗員さんの天体ツアーが始まったが、
満月のせいで明るくて星が見えないと贅沢な悩み
でも日本より星が良く見えた気がした
モロッコでもオリオン座が見えるって当たり前なんだけど変な感じ

車(4WD)4台でメルズーガへ向かう

1時間くらいで到着する 辺りは砂漠 明かりも無く、写真も撮れない
昨日買ったスカーフを、現地のベルベル人に巻いてもらう
目しか見えず、テロとかしそうな怪しげな仕上がり

横にはたくさんのラクダが座って待っている 立派
体格に合ったラクダに案内され、乗せられる
近づくとそれなりに臭いがするが、乗った後に臭いが服につくとか、そんな感じはしない
なお、ラクダの周りに石のようなものがたくさん落ちているが、これはラクダのフン
乾いているので踏んでもどうってことはない

らくだは後ろ脚から立ち上がるので一瞬前につんのめっておおっとなる
鉄の握り棒があるので捕まっていれば大丈夫
ただし冷たいので手袋は必須
しばらくラクダに乗って砂漠を歩く
・・・このラクダ、傾いてる? どんどん体が右にずり落ちる
落ちるまではいかないが非常に気持ちが悪い
後ろにいる同じツアーの女の子に笑われる始末
動きたいんだけど動いてラクダが暴れたら困るなとずれながら頑張る
途中でラクダはいったん止まり、見回りに来たベルベル人に体を直してもらう
後ろのラクダは協調性がなく、ぐいぐいくるので私の脚の隣に顔がある
ラクダの顔に触ってはいけませんって言われていて、
どういうシチュエーションよと最初は思ったけど、こういうことかと納得
かわいいんだけどね

ラクダはしばらくして砂漠の丘に到着
ベルベル人の男の子が毛布を砂に敷いてくれる それに座って日の出を待つが・・・寒い
サソリもいると聞いていて怖かったが、冬眠しているとかで会う事は無かった

添乗員さんが、「フンコロガシがいますよー」と教えてくれているが、
ごめん、フンコロガシでテンションは上がらない・・・

スマホに砂が入ると壊れるので、袋に入れて持ってきてくださいとの事だったが、
この日は運よく風が無い 写真が撮り易くて良かった
ラクダでの移動中も撮りたかったけど、ストラップ無しのスマホを
砂漠に落としたら洒落にならんと思って自重

7:41

8:00

8:19

8:21 この頃はもうまぶしくて、まばたきをすると残像が

丘の反対側 座って待つラクダと月

ベルベル人の男の子 写真を撮らせてとお願いしたら、ジェラバのフードを取ってくれた
名前も聞けば良かった
優し気な顔立ちだけど眉毛がイスラムの国の人っぽい
日本人とは違うね

一緒に砂漠に来てくれたベルベル人は子供も含めて男性ばかり
比較的顔の整っている若い子が多かった印象
他のツアーの人たちは彼らと写真を撮ったり年齢を聞いたりして楽しそうだったが、
私はその輪には何となく入れず砂漠をずっと眺めていた
適度にほっておいてくれるのも良かった

砂は思ったよりサラサラで、赤い

行きは暗くて撮れなかったラクダの写真 眠そう

私たちのラクダを引き連れていたお兄さんは歩くのがとても速く、
先に着いてしまい 他のツアーの人たちを出迎える形に この写真けっこう好き

帰りのラクダの方が落ち着いて帰れた でもやっぱり坂道を下る時は怖い
ラクダから降りる時にバランスを崩し、砂にすっ転ぶ
痛くはなかったけど、ここの砂、ラクダのフンだらけで気分的にげんなり
乾いて石みたいになってるので、服に付くとか臭うとかいうことはなかったんだけど

さて全員が帰ったところでベルベル人にチップを渡します 20ディルハム
なんでツアー代金に含めないのかよくわからないけど
同じツアーの人は、ドルとディルハムを交換してとか頼まれてた
応じていたので損をする話ではなかったみたい

さて、私の前にベルベル人の男の子 高校生くらいかなあ チップを渡しても帰りません
ティピカル、と言っています ティピカルの意味はよくわかりませんが、
何かちょうだいと ベルベル人は貧乏だと そんなことを言わないで
しかし、添乗員さんから余計なものを持ってこないようにと言われていたので
びっくりするくらい何もない そしたら何と、私のはめてる手袋が欲しいと
100均ならまだしも、この手袋、内側が2重になってて結構いいやつなんだけど・・・
君には小さいよと渡してみるも、ベルベル人は比較的小柄な為、彼の手にぴったり
「5ドル渡すよ~」と言われるけど この毛玉だらけの手袋に5ドルの価値は無いな・・・
彼らからもうけようとは思わないし・・・ 悩んだ結果、あげた
この手袋はこの前カナダにも持って行ったもの
それからモロッコに行って モロッコの男の子が使うことになるっておもしろいと思いながら
長く使って欲しいなと思いながら砂漠を後にした

多分これがおっさんだったらあげてない

さてホテルについて朝ごはん

奥の皿はコーンフレーク 牛乳は何か匂いがある
野菜はもう食べようともしていない

ディルハムが寂しくなっていたので、ホテルで両替をお願いする
1万円が800ディルハムになりました 全部100ディルハム札でありがたい
これから行くワルザザードのホテルでは780ディルハムになってしまうらしく
ここで両替をした

ホテル入り口

現地ガイドさんからのプレゼントその4
絵葉書

もらっといて何だが、イマイチ・・・
ラクダとベルベル人は正面から撮ってほしかったし
顔がダメなら砂漠に移る影を撮ってほしかった・・・
現地の女の子は何か作ってる写真の方が映えるし
モスクについてはどこのモスクかさっぱりわからない!
シャウエンかフェズの街並みを入れてくれればそれでいいのに・・・・

バスは10分ほど走って化石屋さんへ ここは化石が出てくるらしい
掘って出てきたものを加工してお土産にしていた すごいと思ったが購入には至らない
 

さらにバスは走り 灌漑施設?へ 砂漠の地下を掘って土を取り出す
トンネルのようなものを見せてもらう
使っていないトンネルに、10ディルハム払えば入れますということでわくわくしながら参加
  
ドラクエみたいな感じ 階段を下りて分かれ道があり、右の道の方が明かりが多い
左の道は明かりが無くてライトで照らしながら歩く どちらの道も途中で行き止まりなんだけどね

バスはトドラ渓谷、ケラーアメグナを経由してワルザザードへ 移動時間は6時間
これだけ聞くとひええとなるけど昨日よりはマシ

昨日撮れなかったバスの窓からの写真 緑は少ない

2時間走ると土の色が変わる! 途中の休憩所で撮影

初めて見た! TOYOTAじゃなくてKOYOTAのスーパーカブ!
(色々突っ込みたい)

ここのお土産屋で同じツアーの人が、アンモナイトの化石を買っていた
割と大きめなのが150ディルハムで他の店より安かった、らしい

それから30分後、トドラ渓谷へ到着
ロッククライマーがたまに落ちて死んじゃったりするらしい
恐ろしくて全く理解できない お金もらってもやりたくない

右は川が流れています
バスの小ささで全体像を察してもらいたいです
  

土砂崩れがあって今は営業停止のレストランだそうです
HISでは昔ここで昼食をとっていたようで 誰も死ななくて良かったね

トドラ渓谷からレストランへ移動
選べるタジンということで、肉のタジンを選択 おいしかったです
ツアーの誰かが「この肉何?ポーク?(おいおい)」と言っていて、
同じツアーの人が「んなわけないでしょー」とばっさり
そりゃそうだ、ここはイスラム圏 うっかり忘れそうになる
 

プリン 果物は取れないのか見かけない

レストランをバスは出発して、ワルザザードへ行く途中、ケラーアメグナという町?村?に着き、
バラのお店に着きました 春のバラ祭りはとてもにぎやかなようです
バラエッセンスが欲しかったけど、少量のものが無くて・・・
50mLくらいの容量のばら売りを強く希望します
バラのエッセンスはあきらめ、バラの石鹸を2コ買いました
1コ50ディルハムだったと思う・・・ (レシートが無くて記憶があやふや)
バラエッセンス(オイル?)の使い方を(クリックで拡大)

日本でも有名なガスールも買えるけど、ちょっと使い方が面倒な感じ

バスはホテル リアド・サラーム(ワルザザード ル リヤド)に着きました
(名前が違うが住所が同じなので、同じホテルなのは確認済)
ドライヤー:無し wifi:ロビーで使用可
鍵は木でできたブロックについていた!


 
テレビはブラウン管です つけませんが

ベッドの右側はお風呂への入り口です トイレからはとても離れています

ベッド左側

お湯はぬるかったです

さて夕食です レストランに行くのに中々たどりつけません
レストランは目の前なのに入口がわからないのです
同じく迷っているツアー客と一緒に、やっと合流出来てホッとしました

みかんの皮が全部向いてあります 手間のかけどころがよくわかりません
奥にあるのはディスプレイのケーキ
同じツアーの子、食べようとしたら怒られたそうです 笑
ケーキどうだった?と先に聞いて、教えて貰ったから良かったものの、
聞かないで言ったら私もきっと怒られてた、あぶねー

クリスマスだから? きれいなケーキ
コックさんが取り分けてくれる しかし見た目はカワイイが食べると何だかジャリっとする

結局食べたのはケーキとこれだけ

6日目に続きます
続きはこちら
モロッコの誘惑8日間 HISツアー その8(6日目:誘惑のマラケシュ(昼))

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